私は小さいころからゲームばかりしてきたのですが、中でもファイナルファンタジーやドラゴンクエストなどのRPGは全シリーズを何周も遊んだほど大好きな作品です。そんなファイナルファンタジーやドラゴンクエストには、タイトルにシリーズを表す「IV」「VI」「IX」などのアルファベットが使われています。
これらはローマ数字というもので、アルファベットの並びで1や5や10などの数字を表すことができるものです。あまり日本では馴染みがないのローマ数字ですが、今回ローマ数字の読み方や考え方について見ていきたいと思います。
Ⅳ・Ⅵ・Ⅶ・Ⅻなどは数字だと何?
実際に1〜20をローマ数字で書いてみたいと思います。
1はI、2はII、3はIII、4はⅣ、5はⅤ、6はⅥ、7はⅦ、8Ⅷ、9はⅨ、10はⅩ、11はⅪ、12はⅫ、13はXIII、14はXIV、15はXV、16はXVI、17はXVII、18はXVII、19はXVX、20はXXとなります。
画像はローマ数字をある程度まとめたものです。こちらを見れば一発ですね!
ローマ数字とは?並び方のルールは?
そもそもローマ数字とはいったい何なのでしょうか?ローマ数字というのは数字を表す記号の一種で、 I, II, III, IV, V,VI,VII,VIII,IX,X のようにアルファベットを並べることで数字を表すことができるものです。
そして、このローマ数字の並びには、一つの約束事があるのです。それは、「同じ文字を4つ以上連続で並べることが出来ない」ということです。例えば、3は1が3つなので「Ⅲ」という風に表せますが、4の場合は同じ文字を4つ使うことになるので「IIII」という表記では表すことができません。そのため4はローマ数字で表す際は「Ⅳ」という記号で表すことになります。同様に9の場合も「VIIII」と表現せず、「Ⅸ」という表現であらわされます。
こうしてみてみると、ローマ数字は奥が深いですねーー。ローマで発祥したのでローマ数字と呼ばれるようです。そういえば、よく見る時計の文字盤もローマ数字が使われている場合が多いですよね。
ローマ数字の覚え方
では、ローマ数字の並べ方と覚え方について説明していきます。
覚え方としてはまず。1が「I」、5が「V」、10が「X」ということを覚えます。もちろん1はIときて、2はII、3はIIIとなります。
そして、先ほど書かせていただいた通り同じ文字を4つ並べることが出来ないので、4は5の一つ前を表すために、5の左側に1を並べ「IV」と表します。また、6は5の一つ後になりますので、5の右側に1を並べて「VI」と表示します。同じルールで、10(X)の前後も、9はIX、11はXIになります。
このような並びの法則性を持ったローマ数字は、なんとこのルールに従えば3999まで表すことができるようです。1はI、5はV、10はX、50はL、100はC、500はD、1000はMなどなど、非常にローマ数字というのは奥深いことがわかりますねー。

いかがだったでしょうか?ローマ数字について少しは理解ができたのではないかと思います。中々使う機会がないローマ数字ですが、ゲームのタイトルなど見たときに今このシリーズなんだ、とすぐに分かると意外に便利かもしれませんよ。